ニューヨーク・フィルハーモニック アジアン・ホライズン・ツアー
ニューヨーク・フィルハーモニック
アメリカビッグ5の一角,ニューヨーク・フィルハーモニックが来日,ということで行ってきました.
それにしても,今日は台風のおかげで風が強かった.
どこ行ってもビュービューと風のうなり声がすごい.
ベートーヴェン: ピアノ協奏曲第4番
うーん.正直,思ったほど歌えてなかったように思う...
こういうの苦手なのかな?
ブラボー出てたけど,個人的にはもっとできるだろ,という思いが残る.
マーラー: 交響曲第1番「巨人」
今日行ってよかったと思わせてくれた一曲.
奏者も慣れているようで,出だしから安心して聴けた.
ちなみにバーンスタイン盤をよく聴いていたので「CDと同じだ!!」
とか,しょーもないことを思ってしまった.
驚いたのが,一糸乱れぬブラスセクション.
最後まで全く崩れる気配なし.
音もきらきらしててこわいくらい.
なんというか,コンクール入賞者かき集めて,死ぬほどアンサンブル練習させました,みたいな感じ.
どうなってんだ,マジで.
弦は少しかすれた感じがするが,マーラーにはこれがまた合う.
聴かせどころも心得ていて,本当によかった.
アラン・ギルバートはかなりデカくて,しかもエネルギッシュな指揮だった.
曲の山場の直前には半歩下がって,身構えるので,
「くるぞ,くるぞ……キター!!」な感じになって視覚的にも面白かった.