「きっと,うまくいく」を観ました


もう結構前になりますが,観てきました.
実は,別の映画を観たときにこの映画の予告編を観たのですが,いかにもお笑い映画って雰囲気で,
これは微妙だろとスルーしていました.
ところが親に「絶対観ろ」と言われ,半信半疑で映画館へ.
観た直後に体調を崩してしまってずっと感想を書けずにいたのですが,何とか更新.

「きっと,うまくいく」

インドのICE工大という極めて優秀な大学に所属する3人組の物語.
学生時代のドタバタと,あるいたずらによって10年後に集まることになった因縁を描く作品です.
舞台だけでなく制作もインドなので,欧米の映画とはひと味違うのも魅力の1つ.

観終わって

思ってたよりはるかに面白かったです.
未だにミニシアターで何ヶ月も上映が続いているのが納得できる出来.


特にツボだったのが,国は違えど工学系の大学生だった点.自分の大学時代を思い出しました.
自分は寮住まいではなかったし,こんなハチャメチャな生活ではなくて,もっとはるかに地味だったけど,
定期試験前に本気で必死だったのは同じだなあ.
工学部出身の人は授業風景とか懐かしい感じを受けるんじゃないかな.
あと,学生の置かれた立場が,落第なんてしていられない/就職もできるだけいいところ狙わないと...
などと,日本もインドも変わらず同じところも.


出演者については,主演の俳優が40歳前後らしいのですが,とてもそうとは思えない若さでびっくり.
見た目も動きも弾けっぷりがすごい.こういう大人はいいなあ.


この映画のメッセージの1つである"成功を追うな.優秀なら成功は付いてくる"が心に残りました.
ただ,実際そんなにうまくもいかないよね.
そもそも優秀じゃない奴はどうしろと,と映画を観ながら突っ込む俺.